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【生理の悩み】我慢する前に適切な治療を

2022.10.03

生理に関わるお悩みは、女性特有の症状で特に多いものですが、
患者様にとって一番良くないことは、「生理痛を我慢する」ということ。
一昔前は「我慢する」という考えがありましたが、
低容量ピルの活用等で、我慢せず快適な毎日を送るという考えが、
現在のスタンダードとなりつつあります。

今回は、生理に関する代表的な症状を紹介します。

 

月経困難症

月経困難症は、月経に伴った起こる病的症状のことで、
大きくは下記の2つに別れます。

・器質性月経困難症(原因となる病気があることで起こります)
・機能性月経困難症(原因となる病気がなく起こります)

最も多い症状は、月経時の「痛み」です。腹痛、腰痛、
時には肛門周囲に痛みを感じることもあり、
子宮内膜症や子宮腺筋症を合併する場合にも痛みを伴います。

 

生理不順

月経周期は個人差がありますが、たいだい1ヶ月のサイクルで生理が訪れます。
一般的には25〜38日、周期変動6日以内、持続期間が3日〜7日とされており、
多くの女性がこのような周期ですが、上記の規則性がないという方は、
「生理不順(月経不順)」の状態だと言えます。

原因として一番多く挙げられるのが、「ホルモンバランスの乱れ」です。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンでコントロールされている生理現象です。
卵巣、脳下垂体、脳の視床下部の3つの器官が連携してホルモン分泌し、
月経が促進されますが、器官のいずれかが異常をきたすとホルモンの分泌量が乱れ、
生理不順につながります。

 

月経前症候群(PMS)

月経前の3~10日の間に続く精神的、身体的に不安定な状態で、
月経が始まると症状がおさまるものを指します。

身体的症状としては、
・乳房の張りや痛み
・腹部の膨満感
・頭痛や関節痛
・手足のむくみ
など。

精神症状には、
・抑うつ
・怒り・いらだち
・不安
などの症状が見られます。

女性ホルモンの急激な低下や、
脳内ホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが原因とされています。

 

過多月経

過多月経とは、生理期間中の出血量が150ml以上ある状態をいいます。
これが8日以上続く場合を、過長月経ともいい、
原因は大きく下記の2つとされています。

・ホルモン分泌の異常
・子宮などの病気

経血量が多くナプキンが1時間ももたない、経血の中にレバーのような塊がある場合は、
過多月経の疑いがありますので、すぐにクリニックで受診するようにしてください。

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