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【ピル処方】避妊だけではないピルの効果

2022.09.02

ピル=妊娠を防ぐためのもの。もちろんこれは正しい知識ですが、
ピルにはそれ以外の副効果もたくさんあり、
避妊以外の目的で服用される患者様も大変多くいらっしゃいます。
今回は、そんなピルの副効果についてご紹介します。

こんなお悩みにピルは効果的です

・生理痛がひどく
・月経の周期が遅れがち
・PMS(生理前症状)を軽くしたい
・ニキビが多い
・更年期障害を防ぎたい
・卵巣がんや子宮体がんを予防したい

ピルの副効果の例

・月経の周期が正常になる
・月経移動(早めたり遅らせたり)が可能
・生理痛やPMSの改善
・月経量の減少
・貧血の改善
・骨盤内感染症の減少
・子宮体がんや卵巣がんの予防
・ニキビや多毛の改善
・更年期障害の予防
など

月経移動とは

結婚式、受験など、特別な用事や行事、イベントと、生理が重ならないように、ピルを内服して月経を移動させることを言います。
低容量ピル、もしくは中容量ピルを使用しますが、移動させたい日数によって用量やタイミングが異なってきますので、医師の適切な診察をもとに、服用する必要があります。

ピルの副作用について

ピルについては、副作用や避妊での使用にばかりフォーカスされがちですが、上述のような副効果に対する認識も、ひと昔前と比べるとずいぶん広まってきました。ただ、副作用についても理解をしておく必要があります。
服用開始直後は、下記のような副作用(マイナートラブル)が見られることがありますが、ほとんどの場合、服用から2〜3ヶ月程度でおさまりますのでご安心ください。

・吐き気がする
・胸が張って苦しい
・不正出血する
・頭が痛い、お腹が痛い
・体がむくむ
など

避妊はできても感染症を防ぐことはできません。

多くの副効果が期待できることから、服用される患者様が増えてきていますが、正しい認識を持つことは大変重要です。
例えば、ピルでは、避妊はできても性感染症は防げません。
ピルを服用していたとしても、性交渉の際は、コンドームを使用してください。
当院では、女性の性感染症の治療実績も豊富にあるため、
もし性器の痛みやかゆみ、おりもの異常がある場合は、早めに当院にご相談ください。

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