低用量ピルは、避妊や生理不順、生理痛やPMS改善に役立ちます。体調管理のために飲み始めたのに、ピルの影響で吐き気が襲ってくる、不正出血が発生するなどの変化があると、不安に感じてしまうでしょう。
ここでは低用量ピルが合わないときの対処法、副作用への注意点を紹介します。
低用量ピルの副作用
低用量ピルを飲むことで現れる副作用は主に3つです。
・体調不良
ホルモンバランスが一時的に乱れて、吐き気やめまい、倦怠感や頭痛などの体調不良の症状が現れます。
・体重増加
体重が増加することもあれば、体重は変わらないけれど身体のむくみがとれないといった副作用を感じる人も多いです。これはピルに含まれている黄体ホルモンが、むくみを促進させる、食欲を増加させるといった作用があるからです。
・不正出血
不正出血は、低用量ピルを服用して起こる副作用として多くの人が感じる症状です。不正出血があると不安になるものですが、低用量ピルを服用した際に起こる一時的な副作用として焦らず対処しましょう。
低用量ピルが合わないときはどうする?
低用量ピルには、女性ホルモンである「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」が配合されています。ホルモンを補うことで避妊や生理周期の調整、PMSやつらい生理痛の軽減や改善などに効果が期待できるでしょう。しかし飲み始めたばかりのころは、体がピルに慣れておらず体調不良を起こすこともあります。飲み始めてから体調不良を感じた場合は、以下の対処法を心がけてください。
・しばらく様子を見る
低用量ピルを飲み始めると、吐き気や不正出血、体重増加や頭痛といった副作用が現れます。しかし、これらの症状はずっと続くわけではありません。3週間ほど経過すると軽くなっていくケースが多いです。
生活に支障がでるほどの症状でなければ、3週間程度は様子を見ましょう。
・飲み合わせに問題がないかを確認する
低用量ピル以外に飲んでいる薬やサプリメントなどによっては、低用量ピルの副作用が強く出ることがあります。また相性の悪い食品や成分もあるため、飲み合わせを確認してみましょう。
特に気を付けたいのは以下の薬や食品、成分です。
①抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾール・イトラコナゾール)
②解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
③アルコール
④グレープフルーツ
⑤ビタミンC
低用量ピルを飲んでいる間の飲酒はNGというわけではありませんが、同時に飲むと副作用が強く出る恐れがあります。飲酒する際は少し時間を空けるようにしてください。
またビタミンCに関しては、低用量ピルの成分と反応して作用を強くします。血栓症などのリスクも高めるといわれているため、飲む量に注意しましょう。1日1,000㎎を超えるとリスクが高まるので、サプリメントなどは控えてください。
・医師に相談してみる
副作用が続いたり、生活に支障が出るほど辛いと感じたりするときは、無理せず医師に相談してみることをおすすめします。ピルの種類を変えてもらうことで副作用や辛い症状が和らぐこともあるでしょう。また、医師から副作用との使い方に関してアドバイスが受けられます。
低用量ピルといっても、さまざまな種類があります。種類が異なれば含まれている女性ホルモンの量も異なるため、種類を変えれば副作用が軽減されることも。無理せず相談し、体に合った低用量ピルを見つけましょう。
すぐに服用を中止するべき副作用とは?
副作用の多くは、しばらくすれば自然に落ち着いてくるでしょう。しかし、低用量ピルの服用を開始してから急激に吐き気が出てきた、ふくらはぎが痛む、しびれる、息切れがひどい、胸が痛むというような症状が出たときは、すぐに服用を中止して医師に相談しましょう。血栓症の恐れがあります。
医院紹介
熊本市西区にある「すえなが婦人科・産科クリニック」は、地域に根差した女性のためのクリニックです。経験豊富な産婦人科専門医が、女性のさまざまな症状・お悩みにお応えします。一般的な産科・婦人科の診察だけでなく、トータルのがん検診、子宮頸がんの予防や早期発見、リンパ浮腫の治療、性感染症の診療にも対応しています。
患者さんにご理解・ご納得していただいてから診療を受けてもらうことを大切にしており、患者さん1人ひとりに時間をかけてお話をして、検査・治療などについて丁寧にお伝えすることにこだわっています。
ご自身の体で何か不安なこと・心配なことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
【医院名】
すえなが婦人科・産科クリニック
【住所】
熊本県熊本市西区二本木2丁目8-13
【電話番号】
096-352-7280
【診療時間】
9:00~12:30/13:30~18:00
※土曜の午前診療は14:00まで
【休診日】
土曜午後、日曜、祝日
【アクセス】
市電A系統「田崎橋駅」下車徒歩3分
JR鹿児島本線「熊本駅」下車徒歩5分


