columnブログ

  • HOME>
  • ブログ>
  • 40代以降の尿漏れ・尿失禁について

40代以降の尿漏れ・尿失禁について

2023.09.11

40代以上の女性の、実は「4割以上」が経験しているといわれている「尿漏れ(尿失禁)」。
なにかの拍子に出てしまった・・・そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
その原因は様々ですが、子宮筋腫がある場合も尿失禁を引き起こす可能性があると言われています。
婦人科、泌尿器科、どちらを受診しようかとお悩みの方も、
まずは婦人科にて子宮の異常がないか確認されることをおすすめいたします。

尿失禁の種類

自分の意思と関係なく、尿が漏れてしまう症状を、尿失禁といいます。

・腹圧性尿失禁

咳やくしゃみ、笑った拍子、重い荷物を持ち上げたときなど、お腹に力が入った時に尿が漏れることを、腹圧性尿失禁といいます。
重症化すると、歩いているだけで失禁するようになります。

・切迫性尿失禁

突然尿意に襲われて、我慢ができなくなりもらしてしまうことを、切迫性尿失禁といいます。
過活動膀胱(OBA)という病気の症状でもあります。

腹圧性尿失禁の治療

腹圧性尿失禁の場合、「骨盤底筋体操」の実施が、主な治療法となります。
出産を経験し緩んだ骨盤底筋を鍛えて、膀胱や子宮等の「骨盤内臓器」が下がってくるのを防ぎます。
また、子宮が下がってくることを「子宮下垂」といいますが、
多産や難産の経験がある女性は特に多くみられ、
お腹に力が入った際に尿道をうまく締められなくなることで、尿が漏れてしまいますので、
骨盤底筋体操で尿道や肛門を締める力をつけていきます。

過活動膀胱の治療

生活習慣の見直し、水を摂取する量を制限する等の行動療法、薬物療法、手術療法等、治療法は滝に渡ります。
当院にご相談いただいてももちろん良いですし、泌尿器科の受診もおすすめします。

尿漏れ・尿失禁は、羞恥心から人に相談できずに我慢してしまうケースが大変多い症状ですが、
悩みを抱えているあなたが少数派では決してありません。
多くの女性が悩んでいる症状ですので、まずは婦人科に相談してみてください。
特に、子宮異常がないかどうかを確かめることは、大変重要です。
子宮の病気があった場合の早期発見・治療にもつながりますので、早めの受診をおすすめいたします。

すえなが婦人科・産科クリニック

子宮頸がんレーザー治療専門サイト

すえなが婦人科・産科クリニック

性感染症専門サイト

youtube
熊本・性感染症専門サイト 監修:すえなが婦人科・産科クリニック
女性のお悩み専門サイト 監修:すえなが婦人科・産科クリニック
熊本・子宮頸がんレーザー治療専門サイト 監修:すえなが婦人科・産科クリニック

TEL

アクセス