「内診」って何？

内診は、婦人科で行う診察の1つです。しかし、婦人科を受診したら必ず行うわけではありません。婦人科でも、他の科と同じようにまずは問診を行います。問診の後、医師が必要であると判断した場合に内診が行われます。

内診で行われることとは？

婦人科での内診の受け方

婦人科での内診は、専用の内診台に座って行われます。ズボンの場合はズボンと下着を、スカートの場合はスカートを履いたまま下着を脱いで、内診台に座ります。スカートで丈が長い場合は、腰上までたくし上げてから座りましょう。

腰の位置あたりにあるカーテンで視界が遮られるようになっており、内診中に医師と顔を合わせることはありません。これは患者の気持ちに配慮して設置されていますが、中には何をしているのか見えないのが逆に不安、という人もいるはずです。その場合は事前に申告してカーテンを開けてもらうなど対策をお願いしましょう。

準備ができると、自然と内診台が動いて両足がゆっくりと開きます。力を抜き、機械に体を任せるようにすると医師も診察がしやすいです。

内診は痛い？

婦人科の内診は、症状によって内容が異なります。検査内容や使用する器具の話を聞くと、なんだか痛そう…と感じる人も多いでしょう。しかし実際は、ほとんど痛みを感じることはないです。若干の異物感がある場合もありますが、医師が事前に説明したうえで行われます。

もちろん、絶対に痛みがないというわけではありません。人によってはちょっとした異物感が痛みに感じることもあります。また膣内部に炎症や傷ができていたり、緊張していて力が入っていたりすると痛みを感じやすいです。

何より大事なのは、リラックスして内診を受けることです。

スムーズに内診を受けるコツ

内診をスムーズに受けるコツは3つあります。

内診でわかることはたくさんある

婦人科の内診では、さまざまなことがわかります。問診だけでは気づけなかった隠された病気に気付けるかもしれません。

スムーズに内診をするコツを把握して、リラックスした状態で診察を受けましょう。