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【気象病】気候の変化による片頭痛等の諸症状

気象病とは

「気象病」という言葉に耳馴染みがないという方も多いかもしれませんが、気圧の低下や気温、湿度等の気候の変化が起きたときに、「なんだか今日は頭が痛いな」と感じたことがある方は、少なくないのではないでしょうか。
この、「気候変動に伴って起こる体の不調全般」を、「気象病」といいます。「なんとなく体が重い」「ふらふらする」といった症状は、実は「気象病」が原因で起こっているかもしれません。

気象病の症状

気象病が原因で体に起こる不調は多岐に渡りますが、その中でも代表的なものは、下記となります。

・片頭痛
・関節痛
・全身の倦怠感
・めまい、ふらつき

気象病に罹りやすい人

気象病の症状は、子どもから大人まで全年代でみられますが、男性よりも女性の方が気象病にかかりやすい傾向があります。中でも、20代〜30代では「頭痛」を訴える方が多く、50代以降になると「関節痛」の方の割合が多くなると言われています。

気象病の原因

気象病の主な原因に、「自律神経のバランスが崩れる」ことが挙げられます。気候変動に体がついていかず、体にストレスがかかることで、自律神経が乱れると、体に様々な不調が現れます。特に「気圧の変化」は、最も身体に影響を与えると言われ、それが片頭痛や関節痛、倦怠感等を引き起こすのです。

気象病と漢方治療

漢方の世界では「水滞(水毒)」という概念があり、これは、体の中に余分な水分がたまることで、「めまい」「頭痛」「悪心」「嘔吐」など様々な症状を起こす、という考え方です。こういった諸症状の改善に効果的なのが漢方薬です。当院では、患者さまおひとりおひとりの体質や症状、どういったときに症状が起こるか等、丁寧に診察を行い漢方薬の処方も行っています。本日ご紹介したような症状でお悩みの方は、まずは当院までお気軽にご相談ください。